2023.6.17,18 オオサクラソウ咲く白山釈迦岳へ
去年も見に行くことを計画したけど、悪天候で断念。
今年は数年ぶりに釈迦新道が通れるようになって、去年よりハードルが下がった。
それでも、自分らの足やとCT15時間越えは日帰り無理なんで、室堂で一泊しよ思た。
しかーし、予約の電話入れたら満室駄目やったし。
まだ夏山開きもしとらんし、まさかいっぱいとは思わんだわ。
選択肢は2つ。
車2台で行って別当から周回で市ノ瀬に降りる日帰りにするか、殿ヶ池避難小屋で1泊するか。
K氏と相談して1泊にした。
15分ほど道路歩いて登山口。
ここのすぐ近くにも車止めるスペースあるけど、既に埋まっとった。
森の中やけど、比較的歩きやすい登山道でぽつぽつお花も見ながら。
それでも、ここまではまあまあ快調にCT未満で来た。
天気が良くて、多分気温も急激に上がっとったと思う。
アカモノは道中、数え切れんくらい咲いとった。
テン泊装備よりは軽いかもやけど、ほぼ同等の重さやったと思う。
サラサドウダンみたいな花やけど、しましまも色もちごな。
別当の吊り橋が見えた。
慶松平は木道がある湿地帯やった。
ここまででかなり体力消耗して、昼めしは殿ヶ池避難小屋着いてから食べるつもりやったけど、荷物軽くしたいがもあって、別当の分岐に出る前に食べるがにした。
水はまだ冷たかったし、登山道のど真ん中で冷たいざるそば食べた。
ここまで白山禅定道で出会った人は一人だけやし。
その人は朝、別当から七倉、釈迦岳回って別当に戻るために登り返しとる人やった。桁違いの体力やな。
少し荷物軽くなって、気力が戻ってきた。
分岐からはけっこう人いっぱい。
すれ違う人も増えてきた。
ここでトラブル発覚。
K氏、水いっぱい持ってきたがに半分くらいになっとるて(・o・)
袋に小さい穴空いとって少しずつ漏れとったみたい。「あんた、途中から軽かったがんないがか」聞いたら、「着替えがびしょ濡れでそっちに水分が移っただけで重さは変わらんて」やと。
下山する人が休憩しにいっぱい来る中、することもないし飲むしか無いやろ。
ワイン飲みながら気持ちようなった。
綺麗な夕暮れ見てご就寝です。
ハクサンタイゲキ
ウズラバハクサンチドリ
さらば殿ヶ池避難小屋
弥陀ヶ原にミツバノバイカオウレンおった。
別山にも日が差してきた。
御前は先週も行っとるし、スルーで大汝に向かう。
こいつらはウルイじゃなくてコバイケイソウやし、食ったらやばいよ。
大汝に登る途中でてんとう虫おった。
小屋は最初貸切か思たけど、おっちゃん2人後から来た。
おっちゃん言うても多分自分らより若いけど。
大阪のおっちゃんもご機嫌さんやったし、まあまあ話しとった。
締めのうどんは少しおすそ分けしました。
おっちゃんらはご来光見に1時前に出発自分らも一度目醒めたけど、自分らの目的はお花なんで、二度寝で3時半まで寝た。
軽く朝飯食って、準備しとったらなんやかんやで4時半出発。
もう、明るくなり始めとった。
先週はなかったところにツガザクラ
弥陀ヶ原でお日様出てきた。
今回の目的は釈迦新道のお花なんで、これからが本番。
大汝から下って、ここから先は始めて歩く道。
この後、しばらくおらんだし、まさかこの一輪だけじゃないやろなと不安になったけど、その後いっぱい見ることできた。
コミヤマカタバミ
サンカヨウも少し咲いとった。
オオサクラソウとシナノキンバイ
リュウキンカとオオサクラソウの群生
湯の谷乗越あたりから先はハクサンチドリだらほどおった。
ウズラバは1割くらいながかな。
水場の近くにはまだ水芭蕉咲いとって、リュウキンカとのコラボやった。
白山釈迦岳の山頂は笹薮の中で眺望もいいわけじゃないし、もう来ることはないな。
白山釈迦岳前峰は見晴らしよくて、四ツ塚、七倉、大汝、御前が一望できた。
釈迦岳からは比較的歩きやすい登山道やったけど、長い。
かなり疲れて林道に出た。
崩落があってずっと通行止めやった箇所。
実はこれが超貴重な絶滅危惧種のアツモリソウらしい。
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