2020.8.9,10 憧れの涸沢でテント泊


今年はまだ一度もテン泊しとらんし、どこかでテン泊しようと候補を探した。
南竜泊で別山→市ノ瀬はずっと考えとったけど、今年はビールも売っとらんし、最近の市ノ瀬の混雑具合を見聞きしとると行きたい気持ちが萎えてきとったしパス。
北アルプスは多くのところでテン場も完全予約制になっとっていきなり行けそうなとこは上高地あたりやったし、せっかくなら涸沢まで行くことにした。
3時に金沢を出発して5時半ごろあかんだな駐車場に到着。

始発のバスは4:50やったけど、そこまで早くなくてもいいかなと思たし、5:50のバスに乗った。
始発はかなりの人がおったらしいけど、このバスは満員にはならんくらいやった。
上高地のバスターミナルを6:30頃出発。

5分ほどで河童橋。
まだ観光客はほとんどおらん。

どんよりはしとったけど、短パンTシャツで歩き始めたんに河童橋過ぎた辺りで土砂降りになった。
小さい傘は持ってきとったけど、傘で凌げる雨じゃなかったし、急遽カッパ上下着て歩くことに。
7:40、明神に着いた頃にはなんとか雨も止んだ感じになってくれた。

8:40、徳沢園

みちくさ食堂で手作りプリン、食べた。


ちょっとゆっくり休んで、9時前くらいに横尾に出発。





10時ごろ横尾に到着。

10:20出発。
もう少し晴れてくれんかな。





屏風岩をずっと左に見ながら歩いてきた。


11:30、本谷橋、ここまでは登山というよりもハイキング。
多少のアップダウンはあるけど、ほぼ平坦な道を歩いてきた。



十分に休憩して出発。
ここからが登山という感じ。


少し明るくなってきたかな。


崩落地点過ぎて


暫く行くとSガレという場所。
ここでようやく目指す涸沢が遠くに見えた。




2時前には涸沢到着。

しかし、石ころだらけでテント張るがが難しい。
なんとか平らそうなとこ探して、テント張って名物のおでんを食べに行く。



雪渓で戯れとる人ら。

晩飯は豚肉と野菜をほんだしで煮てポン酢で。

ようやく、青空が少し出てきて、吊尾根から前穂は見えた。



大天井方面。

奥穂はずっとガスの中で、一度も顔出してくれんだ。

北穂はかろうじて。

二人でビール1.5Lと白ワイン500ml飲んで、気持ちよくなって就寝。
結構離れたとこのテントからものすごい鼾が聞こえてきて熟睡はできんだけど、まあ、それなりには眠って明るくなって目が覚めた。
朝食はスープとホットサンド。

ザイテングラートに向かっとる人結構おったな。
明日は仕事なんで、後ろ髪惹かれながらもテント畳んだ。

まあ、穂高はガスの中やったけど。

7時半に下山開始。
Sガレのとこでは昨日より涸沢のテン場ははっきり見えた。

下山中、猿3匹が堂々と登山道を登ってきて、避ける気配もなくて、脇の方でじっとしとったらそのまま登っていったわ。

本谷橋に降りた頃から天気良くなってきた。










2時に上高地に戻ってきた。

登りが少ないから楽勝やろと思とったけど、荷物が重いと平地歩きも結構こたえる。
やっぱ、距離も長いし。
二日間で32kmも歩いたよ。
この時期にしたら涸沢のテン場はガラガラと言えるくらいやったみたいやけど、紅葉の時期に来る根性はあるかな。
テン場自体は広いけど、平らなとこは少ないから、いい場所に張るがは結構な難関やしな。
でも、涸沢の紅葉は一度は見んなんとは思とる。

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