2022.8.7-10 折立から雲ノ平を通って鷲羽岳、黒部五郎岳を周回
この夏のメインイベント。
テントで初の3泊4日、太郎平キャンプ場、雲ノ平キャンプ場、黒部五郎小屋テント場。
太郎平は予約不要やけど、雲ノ平と黒部五郎は混雑が予想される特定日は予約が必要で早々に予約して日程は確定していたので天気予報を見ながらやきもきしとった。
折立の駐車場は道路脇はいっぱいで、臨時駐車場へ。
10分ほど歩いて登山口へ。
抜けると開けてくる。
あと少し森の中歩くとこあるけど、かなり歩きやすい道が続く。
2017年に薬師岳に登った時はそれほど天気良くなかったけど、この日は有峰湖もはっきり見えた。
距離はまあまあ長いけど、急ではないしテント装備でもそれなりのペースで登った。
この蝶はいっぱいおった。
ガスが上がってきとったし、まだ時間も早かったし、昼飯食う前にとりあえず先にテント張ってしまおうということで、テント場へ。
まだ、そんなにいっぱい張られとらんし、いい場所ないか探したけど平らなところはなくて多少の傾斜はどうしてもある。
大きな岩の近くに張って、荷物置けるから撤収とか楽になったけど、つま先下がりで寝とるとずるずると下がって寝にくかった。
ガスガスが晴れて、槍も見えた。
薬師岳も
太郎山も
黒部五郎も見えたよ。
雲ノ平の奥に左から水晶、鷲羽、三俣蓮華やな。
太郎小屋で生ビール頼んで太郎ラーメンを待つ。
行者ニンニク入りの太郎ラーメン。
テン場への帰り道、槍の影が雲に映っとった。
戻ってもすることもないし、ビール買って飲んどった。
前に来た時は500ml缶売っとったと思うけど、350ml缶オンリーになっとった。
K氏は晩酌用のおでん買いに太郎小屋までもう一往復。
ビール飲んで岩の上でまったりしとったら、なにやら走ってくる人が。
トランスジャパン、この日の0時スタートで1位の選手が通過。
薬師峠を通過したのは2人で、後はここで休憩していった。
3位と4位の選手やったかな。
この後、おでん食べながらもう1本ビール飲んで7時には就寝。
しかし、暗くなってから到着する選手もおって、すぐ近くでインタビューもどきするがはさすがに煩くて勘弁してくれ思た。
二日目もいいお天気。
朝飯食って、テント畳んで6時前には出発。
ひたすら森の中の岩の急登。
段差が大きいからかなりきつい。
ヘロヘロで登った時にはもうガスが上がって景観はいまいち。
一応、庭園めぐり。
祖母岳から一瞬ガスが晴れて、水晶をバックに雲ノ平山荘。
山荘到着時はガスガスで風も強くて寒かった。
手作りのスピーカーからジャズが流れるおしゃれな山荘。
チキンムアンバライスというのを食べたけど、普通にカレーにすれば良かったかな。
好みの問題やと思けど、トマトソースにピーナッツバターという味付けはそれほど好みではなかった。
Tシャツは5000円もしたし迷ったけど、記念やし、こんな辺鄙なとこで小屋やってくれとる協力金と思て買った。
テント場は広いけど大きな岩がゴロゴロでテント張れる場所はそれほど多くない。
トイレは決して綺麗とはいえないし、トイレットペーパー持ち帰りの協力をと書かれている。
きれい好きな人には厳しいかも。
岩苔乗越
途中の風が避けられるとこで温かいスープ飲んで気力を取り戻した。
ジビエ丼とオムライス食べとった。
風はそれほどなかったし良かったけど。
途中、1カ所まあまあの雪渓登り。
バイケイソウ
分岐手前にミヤマダイコンソウの群生あった。
山荘手前で少し明るくなって、お花畑が映えた。
今回の山行で3つ目のテン場。
この後の道もなかなかいい登山道やったけど、もう少し天気が良ければ…
トリカブトそれほど、広くないけど、ここは一番奥の2段目。
小屋からそれほど遠くないし、平らなところも多くて一番快適なテン場やったかな。
小屋の売店も7時までやっとるし。
夜中、半端ない雨で流されるがんないか怖かった。
しばらくして小雨になってくれて安心したけど。
朝は濃霧というより雲の中。
一番の長丁場やし、暗いうちに起きてテント畳んで5時に出発。
もう、半分小雨のようなガスの中、カールではなんも見えず。
自分の人生で経験した一番の強風やったかも。
ガスガス強風やし、眼鏡がびしょびしょで前も見えんし、修行やった。
こんなにいっぱいハクサンイチゲおるがは初めて見たかも。
今回の山行で唯一晴れとる山頂やった(^_^)
なんとか4時前に下山。
太郎平小屋でまたラーメン食って、下山です。
来る時はこんなミヤマリンドウ咲いとるが気づかんだ。
お天気には恵まれんだけど、いい経験になった山行やった。
最後はかなり足に来たけど、なんとか4日間で約59km、歩き続けれた。
水晶はいつか行きたいな。
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