2021.6.20 コバイケイソウを見に三百名山の白木峰

今年はコバイケイソウの当たり年みたいなんで、まだ行ったことがない白木峰に行くがにした。

白木峰は林道がかなり上まであって、林道が車で走れればほとんどお散歩コースみたいな山ねんけど、崩落の影響で去年からずっと通行止めが続いとるし、麓の杉が平キャンプ場から登り始める。
6:13に出発。

2カ所工事中の箇所があったけど、それほど大した崩落ではなさげやし、頑張って早く修復してほしいもんやな。
全ての林道歩いたわけじゃないし、もっと酷い箇所があるがかもしれんけど。

ヤマボウシはいっぱい咲いとったな。
これは何の実ねんろ?

ササユリも林道脇にいっぱいおった。

7:07に登山口。
ぐねぐね曲がりくねった林道を直登でショートカットするような登山道。

これが、かなりの急登。
直登やし、ひたすら登る。
前日の雨で結構どろどろで滑るし。
7:44に林道に合流。

林道を横切って、また直登。
林道が休憩ポイントみたいになっとる。
ギンリョウソウはぽつぽつおったけど、これが一番てんこ盛りやった。

ブナはあんまない山やったかな。
途中にちょっとだけブナの森があった。

ここまでは最初のエリアほどの急登ではなく、少し楽やった。
8:30に2度目の林道合流。
休憩しとると半端ない数の虫が集ってきて大変やった。
ガスガスになってきて、クソ暑いよりはましやけど、山頂につく頃にはガス晴れてほしいなと。

ここからはアカモノ畑やった。


ゴゼンタチバナも。

こやつは何者やったっけ?
小さい花。
マイズルソウやな。

漸くコバイケイソウ登場。

ウラジロヨウラク

8:50ごろ3度目の林道合流。
そこからの登り口にノビネチドリ。
この1本だけしかおらんだと思う。


9:03に林道の終点に到着。
そこから5分ほどで白木峰の山頂。

山頂は立派やけど、広くはないし、思った以上に人が多い。
登ってくる間に4人に抜かされ、追い抜いたがは1人だけやったけど、人がいっぱいおってびっくりやった。

山頂付近は池塘が点在する高層湿原。
もっと天気が良ければ気持ちよかったやろな。

イワイチョウ

ニッコウキスゲはこれからやな。

木道が設けられとるけど、狭い木道やし人とすれ違うがが大変やった。

山頂から少し離れた浮島の池まで行ったけど、結構人がおった。
ワタスゲがいっぱいやってんけど、残念ながら前日の雨で綿が湿っとってふわふわじゃ無かった。

コバイケイソウはほんといっぱいやった。
こんなにいっぱいのコバイケイソウ見たがはいつ以来やろ?

ツマトリソウ?

イワカガミ

時々雲が晴れて、北アルプスがちょこっと見えた。
左の奥に穂高から槍が写っとるよ^^

木道で気持ちがいい山頂近辺ねんけど、昼補版食べる広いスペースが無い。
小白木峰の方にちょこっと行ったとこにいい場所あった。
ここでお昼食べて、雲が晴れんかのんびり待っとったけど、晴れそうにもないし10:55に下山開始。

小白木峰方面

オニアザミ

帰りはちょこっと林道歩いた。
小屋みたいに見えるとこがトイレで、林道が開通すればあそこまで車で来れる。
とは言え、そんなに広い駐車スペースがあるわけではないし、開通したらけっこう大変な気がするな。



急登やったとこ、下りはかなりのスピードで駆け下りた。
がんこ速いスピードやったけど、後ろから誰かの熊鈴の音が着いてきて、追いつかれるわけにはいかんと意地になって駆け下りた。
なんとか転けずに林道まで降りてきて一服しとったら、熊鈴の女性が降りてきた。
「速かったですね」って。
そりゃ、おじさんたち意地になっとったし^^
最後の林道歩きは往きより長く感じた。
少し遠回りして戻ったけど、13:17に車のとこまで戻ってきた。

もうちょっと天気良ければ文句なしやったけど、花がいっぱい見れて満足の山行やった。

コメント

このブログの人気の投稿

2024.10.6 取立山