2019.8.17,18 白山
新しいテントも買ったし、恒例の7月の南竜ケビン泊も中止になったし、行かんなんやろうと南竜テン泊で白山へ。
天気の回復が予想より遅く、登り始めはガスガス。
別当に降りたときは少し肌寒いと思たくらい。
9:20に吊橋を渡って出発。
15kgくらいの負荷背負っとるし、ペースは上がらん。
1時間ほどかけて中飯場。
更に1時間かけて覗き。
更に1時間かかってようやく甚之助。
お腹ペコペコでお昼ご飯は素麺。
茹でたやつをソフトクーラーボックスに入れて持ってきた。
そりゃ、荷物も重くなるわな。
13:30に漸く南竜分岐。
ここまくれば、南竜まではほぼ水平。
ガスで別山も見えんし、疲れもあって結構足取りは重かった
山荘間近に来て、少しガスが晴れてきて漸く油坂のくねくねが見えた。
山荘の受付やけど、いつものロッジやなくて、山荘で受付しとった。
少し登らんなんがと靴脱がんなんくてちょっと面倒やった。
ビールも山荘で購入。
ケビンには何度も泊まったことあるけど、テン泊は初めて。
一人300円は安い。
普通はテントにこれ付けといてって渡されるやつがあるげんけど何もなし。
次の日も何時までおってもいいってことでめちゃ気楽になった。
テン場はそこそこ賑わっとったけど、スペースはいっぱいあって、取り敢えず近いとこにおニューのテント張った。
じつはこの一角、カミナドームが密集しとって、なんでって感じやった。
まあ、全体で見ればやっぱモンベルが一番多かったかな。
ニーモもゼログラムもあったよ。
テント張り終わったがは15:00ごろ。
なんかむたむたしとったけど、天気もいまいちやし、飲み始めるしか無いかということで16:00過ぎから飲み始めた。
今回もポトフ。
ビールは2本しか買わなんだけど、今回は白ワインを500ml持ってきたし、かなり気持ちようなった。
で、気持ちようなったら青空が広がってきた。
ちょっと足元フラフラしながらもサンダルで南竜庭園をお散歩。
山頂がちょこっと顔出しとる。
いつもの夕日ポイントは人いっぱいおった。
雲の中に沈んでった。
いい感じに焼けた。
翌日は特に時間決めずに目が覚めたら行くけってのりで8時頃に就寝。
一度目が覚めたらまだ12時前やった。
外覗くと満月に近いお月さまが煌々と光っとって、星はほとんど見えんだ。
あちこちのテントから鼾が聞こえてくる。
テントが近いと鼾は結構聞こえてくるわね。
次に目が覚めたがは3時頃。
展望歩道でご来光見るには早すぎるし、山頂から見るにはちょっと遅いかなという中途半端な時間。
まあ、とりあえず行くかと3時半くらいに出発。
エコーラインから室堂を目指す。
稜線に出たら遠くに山頂を目指しとるヘッドライトの列が見えた。
五葉坂を登っとるくらいに白白としてきた。
5:20ごろに万歳!万歳!って聞こえてきた。
山頂に直行しとったら、ご来光見れたかもしれん。
別山に陽が当たり始めた。
大汝にも日が当たり始めとる。
千蛇ヶ池には雪がたっぷり残っとたけど、びっくりしたがは氷が張っとったこと。
下界は30℃超えや言うとるがに。
血の池をこんなに間近で見たがは初めてかも。
翠ヶ池の周りは人一杯やったし、そっちは行かずに大汝登るがにした。
山頂には6:30ごろ。
雲海が凄かった。
その分、北アルプスは見えんだけど。
定番のアングル。
大汝は結構な岩登り感があって、登りは大丈夫やったけど降りるがは無理言うし、反対側のなだらかな方から降りることに。
ちょっと遠回りにはなるけど、七倉と四塚が綺麗に見えるしいいか。
室堂に戻ってきたがは9時前くらいやったかな。
朝ごはん食べて、南竜に戻ります。
帰りは久しぶりに鳶岩コースで。
めちゃ快晴やった。
これホシガラスやよね。
鳶岩からの別山と南竜ヶ馬場。
自分のテントも見える。
鳶岩に座って。
鳶岩コースは急で歩きにくいイメージあったけど、思ったほどじゃなかった。
テン場に戻ったがは11時ごろ、もうすでにテントは数張りしか残っとらんだ。
テント畳んでパッキングするがに約1時間。
ちょっと時間かかりすぎやな。
13:00に南竜出て別当まで降りてきたがは15:00。
行きと違って帰りは天気良過ぎでめちゃ暑かったし、水の消費も半端なかったな。
二日間で歩いた距離は約21km。
結構しんどかったけど、楽しい二日間やった。
お盆過ぎると花はそれほどなくて、残骸というか実になってしもとったりで、識別ができんけどとりあえず写真だけ。
後で正体を確認しよう。
ヤマハハコ
シモツケソウが一番綺麗やったかな。
ハクサントリカブト
ニッコウキスゲは2株ほどしか見なんだ。
チングルマは綿毛しか見なんだ。
コバイケイソウは実をつけとった。
イワカガミ
イワギキョウ
終わりかけのコバイケイソウ
ハクサンフウロはぽつぽつ残ってはおったけど、コンディションいいがはほとんどなかった。
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