カミナドーム2

これまで使ってきたマーモットのライムライト2Pがどうにも大きくて重いんで、新しくカミナドーム2を衝動買い気味に買った。
この前の白山で使ってきたんで、レビューを。

買ったばかりのカミナドーム2



これまで使ってきたライムライト2P

ライムライトはグランドシートも全て込みで2.25kg、カミナドームが1.68kg、めちゃくちゃ重いというわけではないが、パッキングしたときの大きさがぜんぜん違う。

圧縮すればもう少し小さくなるので、ここまでの差は無いけど。
それでも、ザックにはかなり余裕ができた。
で、実際に南竜で張ってみると、家で試し張りしたときにも思ったがかなり張りにくい。
ライムライトは吊り下げ式でポールを組んでからパチパチとインナーを引っ掛ければ良かったが、カミナドームはスリーブ式でインナーのスリーブにポールを通してから、インナーごとポールを立てなければならない。
家の中でやったときはまだ良かったが、実際の現場では風があるので、ポールを立てようとするとインナーが風を受けてかなりの力がいる。
ポールを差し込むグロメットがぴったり来るようにクリアランスが殆ど無い設定なんで、まっすぐ垂直じゃないと挿せないのに、力を入れた状態でやらなければならないのでしんどい。
二人やったし、反対側を押さえてもらってなんとか設営できたが、一人でもっと風が強かったら設営できるのか不安になった。
これはある程度スリーブ式のテント全部に言えるんだろうな。

撤収時もポールを抜くのが面倒である。
説明書にはポールは引くのではなく、押し出すように抜いてくれと書いてあったが、たしかに引っ張ると途中でポールが抜けてしまう。
でも、押して抜くのってめちゃやりにくい。
これはやり方があるんかな。

もうひとつ、生地が薄いから油断するとファスナーがすぐ噛んでしまう。
何度破れるんじゃないかとヒヤヒヤしたことか。
まあ、これは注意すればなんとかなるし、噛んでも破れないのは薄くても丈夫だということか。

設営後の内部はライムライトより天井が高く感じた。
ロフトの位置も関係するかな。
二人で寝ても狭いと感じなかったし、ポールが2本のみなのに十分広いと思た。

もうライムライトに戻ることはないけど、単独での縦走とかを考えると、ソロ用でもう少し張りやすいのが欲しくなってきてしまった。
ちゃんと張る練習すればもっとスムースに張れるようになるのかな。

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2024.10.6 取立山