2020.4.11 人形山


残雪の山に登りたいな思て人形山を選択。
ちょっと早いかなと思いながら3:45頃に自宅を出発。

しかし、五箇山から林道に入ってあんぐり。
舗装されとらんだけやなくて、半端ない悪路。
それが6kmくらい続くし、まじで引き返そうかと思た。
それでもK氏も来るはずやったし、なんとか登山口に到着。

5:40出発

登り始めは雪は無かったけど、ぽつぽつと雪が見え始める。
針葉樹林帯を抜ける頃にはずっと雪上歩きになった。


朝一番のりやったし、明確なトレースはなく、前日までのトレースが薄っすらと残っとる程度。
どこを歩けばいいがかが難しかった。

2時間半ほど歩いてようやく開けたところに出た。

霧氷


標高が高いとこは昨日か一昨日くらいに雪が降ったがかな。
そんなに深くはないけど、真っ白なふわふわ雪の世界やった。
鳥居があった。

ここからの道はほんとに気持ちよかった。
時々陽が差したけど、天気よかったらもっと良かったがに。


なんの跡もない真っ皿なとこを歩くがは気持ちいい。

振り返ると二人で歩いてきた足跡のみ。

正面に見えるがは三ヶ辻山かな。

真っ白な世界で分かったこと。
陽が差しとれば陰影があるからまだ分かるけど、曇で真っ白やとあんま地面の凹凸が分からん。
自分の目があまり良くないということもあるやろうけど。
段差に気づかずに転けそうになった。

三ヶ辻山と人形山の分岐に出るまでの登りがかなりきつかった。
急斜面は新雪も少なく、結構固くてピッケルを持ってこんかったことを後悔した。
少しトラバース気味に斜めに登ってなんとかなった。
ようやく白山方面が見えたけど雲がかかっとって少し残念。

笈ヶ岳から大笠山はよく見えた。

目指す人形山

しかし、人形山手前で稜線がけんけんになって、トラバース気味に歩いていったけど、流石に角度がどんどん急になってきて、アイゼンが効けばまだいいげんけど、中途半端な硬さでずるずる崩れていく感じで、10時過ぎにギブアップを決断。
滑り落ちても開けた雪のとこがあるならそれほど怖くもないけど、遥か下までなんもなく切れ落ちとったし、無理せんで正解やったと思う。
体力的にもかなり疲れて足にも来とったし。

手前の広くなっとるとこまで戻ってカップ麺とおにぎり食べて、のんびりしとったら6人組が追い越していった。
でも、やっぱり自分らと同じとこまでで引き返してきた。

11時ごろ下山開始。
鳥居のところくらいまで戻ってきたら天気良くなってきた。
霞んではおるけど北アルプスも見えて。

この辺からなんかカメラがおかしくて、ファインダーの画面が暗くてカメラ壊れたがかと思たけど、家に帰ったら普通やし。
おそらく、雪で周りが明るすぎて瞳孔が小さくなるからファインダーの液晶画面が暗く見えたがかな。
一眼レフなら直接レンズを通して見とるわけやけど、ミラーレスやし液晶画面を見とるわけやし。

13:30ごろ、無事下山。
K氏は登山口目前で転けて顔を強打したけど、大事には至らずまあ良かった。
悔しいし、リベンジしたいな。



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