2022.7.2,3 南竜テン泊で花の別山
一度、釈迦新道のオオサクラソウを見たいと思い、色々と調べたけど自分の体力では日帰りは無理そう。
室堂1泊なら余裕ねんけど、貧乏性なんで南竜テン泊ならなんとか行けるんじゃないかと、K氏と出撃。
1泊するなら別に朝早く出んでもいいげんけど、別当出合まで車で行ける最後の週末で日曜の天気が怪しい予報になってきたし、駐車スペースがなくなるリスクを考慮して2:30に出発。
4時前に別当に着いたけど、駐車場は既に一杯で、路上駐車の列ができとった。
そんなに遠くはないとこになんとか駐車できて、別当出合のスタートは4:45ごろ。
日帰りの人たちに次々に抜かされて、ヒーヒー言いながら、それでもCTよりは速いタイムで中飯場到着。
ここで朝飯のパン食べて、甚之助を目指す。
去年までは作業道の上を通っとったところは通れず、迂回路ができとった。
凍らせてきたゼリー食べて、一服。
別山への稜線がくっきり。
この時点ではまだあそこを歩くつもりは全然無かった。
南竜テント場の受付は炊事棟で無人受付。
南竜分岐には8:08
南竜まで行くと電波が通じなくなるしここで天気予報チェック。
やはり日曜は天気が崩れる方に悪くなっとる。
9時前に南竜に着いても暇すぎるし、オオサクラソウは諦めてとりあえず今日別山でも行くかということに。
売店は山荘内のみ。
コロナ前は売店があったとこはトイレと水は使える感じ。
テント張る前に腹ごしらえで舞茸の天婦羅と蕎麦。
南竜庭園は雪が溶けたばっかという感じで花は皆無やった。
テン場はまだそれほどテントいっぱいという感じではなくて、スペースはいっぱいあった。
テント張って別山に向けて出発は10:30ごろ。
赤谷に降りる登山道は笹が生い茂って見にくくて歩きにくい。
渡渉点手前に雪渓あって、K氏はそこですってんころりしとった。
まあ、危なくはない。
油坂は半分は雪渓やったけど、登りはそれほど怖くもなかった。
雲ひとつない空やったけど、少し雲が出てきた。
別山は御舎利の奥やし、実際には見えんげんけど。
テント装備担いで南竜まで登った疲労はあっても荷物軽くなれば楽勝かと思ったがは甘かった。
花がいっぱいで癒やしてはくれたけど。
チングルマとアオノツガザクラのお花畑
山頂はそれほど長居はせず、14:17に引き返した。
来るときよりは下りが多いし、そこまでしんどくは無かったけど、疲れた。
下りはそれなりに慎重に雪渓を下った。
コケイラン
山荘に寄ってビール買ってテン場に戻ったがは4:45ごろ。
焼肉食ってビール飲んで気持ちようなって、明日どうするかは起きてから決めようと7時ごろには就寝。
夜中に何度も目が覚めたけど、結果的には3時過ぎまで寝とった。
コーヒー飲んで、とりあえず室堂まで行ってどうするか決めようって話しとったけど、雨降ってきた。
南竜はスマホの電波が届かんがが難点。(ソフトバンクは通じるらしい。)
朝は降らんはずやったんにと思いながらも、なんとか小ぶりになったところを見計らってテント収納。
そのタイミングでまた雨が強くなってきて、ケビンの軒先でカッパも着込んでザックカバーつけて、とりあえず分岐まで行くことにした。
6時ごろ分岐に着いた時には雨は上がって曇り空。
暑いしカッパ脱いだけど、天気予報を見る限り9時頃にはまた雨雲が来る感じやったし、そのまま下山するがにした。
基本的にヘタレな二人です。
下が濡れとるし、そんなに速くは降りれんだけど、それなりのスピードで降りて、8時前に別当出合に到着。
色々あったけど、まあ楽しい山行やった。
しかし、何でも忘れるがはなんとかしたい。
今回は花がメインやったし花の写真はまとめて。
花の名前は自信なし。
~南竜
ササユリ
エンレイソウ
ナナカマド
南竜~別山
ミヤマダイコンソウ別山への稜線上は普通のハクサンチドリより多かった。
ミヤマキンバイ
ツガザクラ
シナノキンバイ
ハクサンコザクラ
ハクサンイチゲ
ミツバノバイカオウレン?
イワカガミはあちこちに咲いとったけど、御舎利山直下のが一番コンディションが良かったような。
チングルマ
コケモモ
アオノツガザクラ
これは何?
ハクサンタイゲキ
桜が咲いててびっくり。
コメント
コメントを投稿