2021.7.22,23,24 北アルプスの最深部を目指すも三俣蓮華岳まで

4連休、双六小屋のテント場の予約が取れたのでに2泊3日で鷲羽岳を目指す。

Tちゃん拾ってK氏と待ち合わせ、金沢出発は2:30。
K氏の車なんで楽ちん。
新穂高には4:40頃に着くが、予想通り無料駐車場は満車、有料駐車場は少し空きがあったようやけど、2泊3日やし荷物を登山センター前に置いて無料のP8に止めに行く。
去年は重い荷物を背負ったまま降りてきたけど、空身やと楽やわ。
5:25に出発。
最初は林道歩き。
予報はこんなにいい天気じゃなかったと思うけど、雲ひとつ無い快晴やった。

荷物がかなり重かったし、林道はかなりスローなペースで歩いて、何人にも抜かれたわ。
6:44に笠新道分岐。


林道脇にはこいつがいっぱい咲いとった。
分かる人には分かる。

わさび平小屋にはちょうど7時。
バナナ食べて一服。


15分ほど休んで出発。
ずっと木陰を歩いてきたけど、この辺から日向になってきてめちゃ暑くなってきた。

7:45 ようやく登山口。
小池新道、川沿いを歩き始める。
釣りしとる子おった。

8:48に秩父沢。
まだ穂高には雲ひとつかかっとらん。

大勢が休憩しとった。

シャーベットのゼリー食べて、20分ほど休憩して出発。
暑いし休憩時間が長くなっとる。
ここからシシウドが原までの登りがきつい。
日差しも強いし。
だんだん、雲も上ってきた。

鏡平までもうちょっと。

この5分は何まで5分ねん(・へ・)

去年と同じように槍は雲の中になってしもとった。

12:15、ようやく鏡平小屋。
かなり休憩しながらやったし、予定より30分遅れ。
何人に抜かれたかは知る由もなし。

ラーメン食べて、体力の回復を図る。

12:50、出発。
このあたりから、めちゃハクサンイチゲが増えてきた。

コバイケイソウとミヤマキンポウゲも。

弓折乗越には2時過ぎ。
かなりガスガスになってきた。

このあたりはハクサンイチゲとシナノキンバイのお花畑やった。

ガスガスでやばいよ。


3:40ごろ、やっと双六小屋が見えた。

このあたりから、ぽつぽつ来たし、急いで受付しに行ったけど、受付しとる間に土砂降りになってしもた。
K氏には受付しとる間にとっととテント張っとけ言うたがに、初めてのテントで全く張れとらんし、自分のザックもずぶ濡れになってしもとった。

なんとかテント張ったけど、ずぶ濡れになったし、かなりのブツが濡れてしもたし、テンションダダ下がり。
テントの中で雨が止むがを待っとったけど、7時ごろまで止まんだし。
それでも、晩飯食べて8時ごろ眠りについた。

翌朝、3時ごろに目が覚めたけど、満天の星空。
あの土砂降りはなんやったんや(・o・)
朝飯食って、泥だらけのもの整理してどうするか作戦会議。
予定やと4時に鷲羽を目指して出発するはずやってんけど、K氏なんほとんどの服がずぶ濡れやし。
Tちゃんは体調がいまいちということもあって、今日はテン場に残って濡れものを干しといてくれるって。

ということで、5:10、K氏と2人で出発。
また雲一つない快晴やった。


燕から大天井の稜線

双六の直登ルートは雪渓が残っとるということで中道から回り込む。

目指す三俣蓮華への稜線。

チングルマもいっぱい。

気持ちいいわ、絶景やわで写真撮りまくりでなかなか進まんかった。

ようやく稜線に出た。
天空の滑走路の奥に槍。

双六の山頂が見えてきた。

黒部五郎のカールが美しい。

6:15、双六岳山頂。

笠ヶ岳

三俣蓮華岳、左奥に薬師岳、右に鷲羽岳と水晶岳

三俣蓮華への稜線を歩く。

もうあちこちにコバイケイソウの群落

まんで気持ちいい稜線やった。


三俣蓮華の山頂に人が見える。
奥には剱立山。


7:30、三俣蓮華岳山頂

黒部五郎の左側に白山が浮かんどる。


雲ノ平の左奥に五色ヶ原から立山、奥から右は赤牛岳水晶岳鷲羽岳の稜線か。

雲ノ平の左奥に薬師岳。

この時点で結構疲れとったし、鷲羽に登るかどうか。
とりあえず、三俣山荘まで行って決めるがにした。
北鎌尾根の奥に表銀座の稜線。
右にかろうじて見えとるがは西岳か?

三俣山荘見えました。




三俣山荘のテント場は小屋から少し離れとるけど、中にクリークがあっていい感じやった。

三俣山荘は8時半から食堂オープン。
ちょっと待ってから、名物のジビエ丼食べた。

玉ねぎ苦手なんに美味しかった。
ご飯はボリュームあって、大盛りという感じ。


鷲羽往復するとCTで2時間ちょっと。
9時やったし、行けんことは無かったと思けど、午後には雨降るって小屋の子言うとったし、Tちゃん置いてきとるがもあったし、今回は断念して戻るがにした。
また、いつかリベンジに来る。

帰りは巻道で戻ったけど、ずっとお花畑やった。




途中のクリークでアイスコーヒー作って飲んだ^^

コーヒー水の流れで冷やしとるげんけど、水が透け透けすぎて分からんがいね。







最後の方は涸れ沢の急登とか雪渓とかあって、結構きつかった。

時間だけ考えたら、三俣蓮華から中道で戻るがが一番楽ながじゃないかな。

11:30ごろ戻ってきた。
まだ、いっぱい干されとる。

干してあったもの回収して、テントの場所とか移動して、1時ごろからおでんとビールと本酒買って飲み始めたわね。

この日も夕方雨降ったけど、昨日ほど長くは降らんかった。
お昼寝したりで、時間つぶして、7時か8時かに眠りについた。

翌朝も快晴。

のんびりテント畳んで6時頃下山開始。

なんもない写真やけど、手前は池に写った景色。
無風で風波一つもなかったし、鏡になっとる。



さらば、双六小屋。

稜線に出ると、またまた槍穂がくっきり。
昨日はテント場でのんびりしとったTちゃんも槍穂の絶景が見れて良かった。



この写真やと真中が奥穂で左が涸沢岳?右がジャンダルム?

西穂からの稜線はやっぱ険しい。

クロユリ。
来るときにも見つけたけど、少しだけ固まって咲いとるエリアあった。

で、くろゆりベンチで朝ごはん食べて、かなりのんびり出発。
ここからもかろうじて双六小屋が見えとる。


焼岳の奥に乗鞍、その奥にかすかに御岳。

鏡平が見えてきた。

来るときはガスガスだった花見平。

槍穂をバックに。

コバイケイソウは背が高いし、こゆ写真が撮りやすい。

まだまだ槍に雲はかかっとらんし、鏡池での逆さ槍に期待が持てる。


9時前に鏡平でかき氷。

逆さ槍が見れました。
少し風があってくっきりとまではいかなんだけど。


鏡平出てからかなり足に来た。
このあたりはもうかなりヘロヘロ。

Tちゃんにも置いてかれそうになった。

11:30ごろ秩父沢についた時はもう限界が近づいてきとった。
かなり長いこと休んだ。

わさび平には13:00過ぎ。
西瓜が丸ごと浮いとった。

みんなお腹ペコペコやったし、素麺食べた。
みかんにきゅうりが乗っとって、つゆにはネギとわさびって変わっとるよな。
きゅうりもネギもわさびも嫌いなんでTちゃんにあげた。
わさびはわさび平小屋やしか?

13:30にわさび平出たけど、ここからの林道が長かった。

2:45ごろ、ロープウェーの駅に着いた。
K氏にロープウェーで車取りに行ってもろた。
ひがくの湯に入っとったら雨がポツポツ落ちてきたし、いいタイミングで帰ってこれたな。
家に着いたがは7時過ぎ。
反省点はいっぱいで色々あったけど、楽しい山行やった。


3日間で歩いた距離43.2km、累積標高2604m

今回の山行のお花
ヤマブキショウマ

タマガワホトトギス

サンカヨウ

???

???

アザミとトンボ

ササユリ

オカトラノオ?

???

ミヤマキンポウゲ

キヌガサソウ


カラマツソウ

コバイケイソウ

ツマトリソウ

ゴゼンタチバナ

ミヤマリンドウ

マイズルソウ

ヨツバシオガマ

ハクサンイチゲ

ミヤマダイモンジソウ

チドリ???

アオノツガザクラ

ハクサンシャクナゲ?

クルマユリ

???

ミヤマバイケイソウ?

???

チングルマ

オタカラコウ

ハクサンフウロ

クロユリ

???

ウド

シモツケソウ

ホタルブクロ

シナノキンバイ











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2024.10.6 取立山