2017.7.15,16 白山
去年は天候不良で中止になった南竜ケビン泊の白山登山。
今年はフィンランドから一時帰国のI氏、初参加で初登山のK氏、暴君、女医、彼女のお姉さま方3名の総勢6名で行ってきた。
K氏に6時半と言うとったんに、6時半過ぎても来んし。
曲がるとこ間違えて、道に迷たとか。
10分くらい遅れて出発して、彼女を拾ってI氏邸へ。
約束の7時半には間に合った。
市ノ瀬は車いっぱいで、すっげー手前に車停めさせられた。
バスの出発するとこまでてくてく歩いて、それでもタイミングよくバス乗れたし、別当出合からの出発はちょうど9時やった。
40分程で中飯場。
雲は多かったけど、まあまあの天気で暑かった。
15分ほど休憩して出発。
覗きには45分ほどで到着。
やっぱり荷物重いとかなりへばる。
甚之助には12時10分くらい前に到着。
小屋の前は人いっぱいなんで、一段上のとこで昼飯食うことに。
今年はパスタ
たっぷり、1時間ほど休憩して、南竜を目指す。
分岐まで来ると、かなりほっとするわ。
油坂の上の方はまだ雪渓が残っとる。
南竜には2時に着いたし、一昨年よりはかなりいいペースで登ってきたことになるな。
なんにせ、ビールでぷは~
700円のび~るは美味いわ。
ケビンで少し休んで、晩飯作りへ。
今年はカレー。
豚肉焼いて、ソーセージも茹でて、唐揚げも出てくるし、メザシ、スルメも出てくるし。
しかし、暴君のザックにはいったいどれだけの食材が入っとるんや。
ちなみにメザシとスルメは暴君じゃなくて女医さん。
ビールはそこそこにしてワインを飲み始めて気持ちよくなった。
500mmのペットボトルに入れてきたけど、ちょうどやったな。
8時半には就寝。
翌朝は3時半に目覚ましかけとったけど、鳴る前に目醒めた。
4時10分前に出発。
今年は雪が多くて、展望歩道とトンビ岩コースは危険だったので、エコーラインで室堂を目指す。
薄明るくなってきて、御嶽山から槍ヶ岳までが見えたけど、御来光は見られず。
いつの間にか明るくなった。
弥陀ヶ原に出るまでは山頂も見えとったけど、あっという間にガスの中になってしもた。
室堂では大勢の人が並んどったけど、あれは朝飯の列なんかな。
ガスの中やったけど、せっかく来たし山頂を目指す。
視界は足元しか見えん感じで風も強風でめちゃ寒かった。
一瞬ガスが晴れて室堂が見えた。
山頂には6時15分ほど。
眺望はゼロやった。
暴君は室堂まで言うとったんに、山頂まで来たがはびっくりした。
寒かったし、とっとと下りる。
五葉坂を下りた辺りで雨も降り出す。
ケビンに戻ったのは8時15分ごろ。
急いで朝飯作り。
チェックアウトは9時なんやけど、天気悪いし掃除しにもこんだし、10時ごろまでおった。
暴君はフレンチトースト焼いたりしとるし。
甚之助まではそれなりに順調やったけど、初登山のK氏が膝が痛くなってきたと。
ストック1本やったし自分のストックを貸してあげて、自分はノーストックに。
彼女と二人やったらすたこら下りるわけにいかんけど、メンバーおるしK氏も大丈夫やろと、ちょっと本気で下りてみる。
雨でめちゃ滑って3回くらい手ついてしもたけど、それなりのペースで中飯場まで。
30分以上のんびりしとったら、I氏、暴君、女医さんが降りてきた。
K氏と彼女はかなりペースダウンしとるということで、様子見に登り返す。
5分ほど登ったら遭遇。
彼女は全然元気やったけど、K氏が膝が痛くてもうびっこ引いとるというような状況。
K氏のザック担いで、一緒に中飯場まで下りる。
左膝が痛くてもう全然曲げられんということ。
今朝の登りの時までは全然余裕でもの足りんとか言うとったがに。
仕方がないんで、K氏のザックも持って別当出合まで降りた。
帰りで食料も無くてザック軽かったし重さは全然気にならんだけど、2つ抱えると前が見えんで難儀した。
結局、片手で引っ掛けるようにして抱えてきた。
I氏のフォローもあり、20分位遅れてなんとか降りてきたK氏。
そうとうしんどかったよう。
まあ、全員無事に下山できて良しということで。
帰りは展望の湯に入って、帰宅したがは5時ごろやった。
今回の白山のお花たち。
タカネナデシコ
サンカヨウ
キヌガサソウ
ミヤマキンポウゲ
ノビネチドリ
ハクサンフウロ
ヒメクワガタ
ニッコウキスゲ
ハクサンコザクラ
ショウジョウバカマ
イワカガミ
チングルマ
エコーラインはハクサンコザクラが群生しとった。
ミネズオウ
クロユリ
室堂から山頂までの間にいっぱい咲いとった。
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