2023.8.4,5,6 涸沢でテント2泊で奥穂から北穂



まだ、行っていなかった北アルプスの穂高岳。
K氏と涸沢2泊で計画しとったけど、K氏の同僚のK君も同行することになり、3人で出撃。
2時に金沢を出発して4時半ごろにあかんだな駐車場に到着。
4:50の始発で上高地まで。
5時半ごろ出発。
出発時はガスガスやった。

河童橋に着く頃にはガスが晴れてきた。

いいお天気で気持ちのいい林道歩きやった。

徳沢園で手作りプリン食べたかったがに無かった。
コーヒーソフトで我慢した。

8時半に横尾に到着。
まあまあなペース。
ここからがやっと登山という感じ。


本谷橋で水かぶってさっぱり。


Sガレまで来て、ようやく涸沢のテント場が見えた。

チングルマ

なんとか午前中に涸沢に到着。

涸沢のおでん、大根が苦くて美味しくなかった。
前に来たときはこんなことはなかった気がするけど。

夕方、テントの前で一杯やっとったら雨降ってきた。
あっという間に土砂降りで雷まで。
ちょっと怖かったけど、酔ってすぐに眠りについたわ。
9時ごろ目が覚めたらもう雨は上がって満天の星空やった。

翌朝、5時前に奥穂高岳に向かって出発。
チングルマは綿毛ばっかやった。

ハクサンイチゲが少々。

ザイテングラートに向かう水平な道。
ここまでは歩きやすい道やった。

ザイテングラート、ちょっとは険しいけどそれほどでもなかった。
大汝に登るくらいが、少し長く続くくらいな気がした。


7時前に穂高岳山荘に到着。
ちょっと休憩して奥穂高岳を目指す。

最初の取り付きがハシゴや鎖場があって急ではあるけど、その後はそれほどでもなかった。

ジャンダルムが見えてテンションが上がる。
右には白山も見えるし。

てっぺんに5人ほどおった。

奥穂高岳3190m。


ジャンダルムから焼岳方面。

涸沢岳から北穂の稜線もかなり険しそう。


黒部五郎岳

笠ヶ岳

山頂は渋滞気味なんで、穂高岳山荘に戻って作戦会議。
まだ9時前で山荘の昼食営業もやっとらんし、とりあえず、涸沢岳まで行ってどうするか決めるがにした。

北穂高岳方面は一旦かなり下っての登り返し。
かなり険しそうではあるけど、まだ時間も早いし行けん事ないやろと北穂高岳に向かうことに。

険しいところを登ってくる人が見えた。

これ、下ってきて結構降りたな思たけど、まだまだ降りんなんかった。

降りきったらあれに向かって登り返しやし。

雷鳥さんおった。
子供もおったけど、すぐに草むらの中に入って行ってしもた。

眼科に槍平小屋、鏡平山荘も見えた。
左奥の黒部五郎から双六岳、奥には薬師岳。

まだ下らんなんがか。

ハシゴも鎖場もあって、奥穂に行くときよりかなり険しかった。
やっと一番低いとこまで降りてきた。
もう少しちゃんとした看板にすればいいがに。

ここから険しい登り返し。


振り返ると絶壁を登っとる人たちおった。
クライミングで有名なところで、滝谷ドームというらしい。

北穂高岳の南峰に登頂。
ここまで、かなりのアドベンチャーやった。
医王山の鳶岩を2時間ほど上り下りを繰り返すイメージかな。


北峰に着いた頃には岐阜側はガスガスになっとった。

大天井方面はまだ青空が残っとった。

北穂高小屋は北峰山頂直下にあって、お昼メニューがお洒落やった。
ボロネーゼ、スープ付き、美味しゅうございました。

さて、涸沢に戻りますか。
ここのテン場は小屋から結構離れとるし、水場もトイレも無いし、かなり厳しい条件やな。一張りだけテントおった。

今朝登ったザイテングラート。

この山行で唯一お花畑って言えそうな感じの場所やった。
もうシモツケソウの季節。

お猿さんもいっぱいおった。
登山道で動かんやつもおって、50cmくらい横を通って来たわ。

戻ってきた。
こっちの道はそれほど険しくは無かったけど、長く感じたな。
疲れがあるしか。

涸沢小屋でビールとモツ煮。
ジョッキには象さんマーク。

こっちのおでんの大根は苦くなくて美味しかった。

土曜日やったけど、涸沢にしてはテント少なかったみたい。
200張り無かったみたい。

三日目、名残惜しいけど帰ります。

来たときよりちょっと雲が多い気はしたけど、いいお天気やった。

帰りの林道歩きは長く感じる。
徳沢園の手作りプリンは帰りも無かった。

上高地のバス乗り場は結構な人出やったけど、なんとか午前中のバスに乗れた。
平湯でお風呂に入って、帰りの道の駅で蕎麦食べて、夕方金沢に戻ってきた。
楽しい山行やった。


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2024.10.6 取立山