2021.10.2,3 錦秋の立山 雷鳥沢でテント泊

今年は紅葉が綺麗だということで、どこに行くか悩んで、大渋滞が予想される涸沢も考えたけど、WEBでケーブルカーのチケットが買えた立山に行くがにした。
最初は8:40のしか買えんだけど、改めて見たら7:00の便が空いとったし変更した。
WEBチケットは自動発券機にQRコード読み取らせて電話番号入力したら発券されるし、チケット買うがに並ばんでいいがは楽になった。

金沢を5時前に出発して立山駅に向かったけど、ポツポツと雨が降ってきた。
立山駅に着いた頃にはしとしと降っとって、しかもいつも停めとった駐車場は有料になっとるし、少し離れた駐車場に駐車していきなりカッパ着てのスタートになった。
美女平に着いたときは土砂降りで、どうなることかと思たけど、室堂につく頃には晴れ間がでて一安心。
雷鳥沢に向かう途中からもうチングルマの紅葉が綺麗で期待が膨らむ。

雷鳥沢が見えてきた。
まだ、テントはそれほど多くない。

地獄谷方面も草紅葉で鮮やかなコントラスト。

雷鳥沢の料金は500円→1000円/人に値上がりしとった。
コロナで密を避けるために先にテント貼ってから代表者だけで受付してくれと。

テント張って、早めのお昼ごはん食べて、龍王岳目指して出発。

10:30ごろ、橋を渡って母恋坂から一の越に向かう。
渡ってすぐのとこのナナカマドが綺麗やった。

この道は、夏に一度歩いたことあるげんけど、こんなにチングルマいっぱい咲いとったかな。


地面を赤く染めとるがはチングルマだけじゃなくて、これは多分クロマメノキやと思う。

素晴らしい景色にお天気も良くて写真撮りまくりで、なかなか足が進まんだ。

ナナカマドは赤いやつとオレンジのやつが美しい。
茶色になっとるがもあったけど。

奥大日方面はまだ雲が残っとったけど、上空は完全に青空になっとった。

一の越には12:15ごろ着いて、龍王岳を目指したけど、稜線に出たら風が半端なく爆風スランプ。
寒くてカッパ着たけど、それでも寒い。
手もかじかんできて、まだお昼過ぎなんに凍えそうになった。
朝晩は冷えると思とったし、手袋含め防寒装備は持ってきとったけどまさかこのお天気でぽかぽかやったがにという感じ。
あと、風呂が16:00までというがもあって、3時くらいには戻りたかったし、龍王岳を目の前にしながら引き返すがにした。

一の越から室堂山荘に向かったけど、稜線から下ってくると全然寒くなくなった。
また、紅葉を楽しみながら、途中でお茶もしてのんびり歩いたわ。


ミクリガ池とミドリガ池の間を通って雷鳥沢に戻ったけど、このあたりは登山者より観光客のが多かった。

2時半ごろ雷鳥沢に戻ってきた。

お風呂は雷鳥沢ヒュッテ。
去年はロッジ立山しかやっとらんだけど、今年はこっちだけやった。
3時頃に行ったら、人数制限あって今は3組待ちということで、風呂前からビール飲んで待った。
4時頃、風呂から出たら雨がポツポツ降ってきた。
せっかく風呂に入ったがに濡れたら大変やし、小走りでテントまで帰ったわ。
なんとかそれほど濡れずにたどり着いたけど、テントに着いてからしばらくは結構な降りに。
なんか雨音でかいな思たらあられ混じりになっとた。
いろんなことがあったけど、なんとかご飯食べて眠りについた。

かなり寒くて熟睡とはいかんだけど、朝起きてびっくり。
快晴やったけど、テントが凍っとった。
ファスナー開けるとパラパラと氷が落ちてきた。
一面霜が降りて真っ白やった。
寒いわけや。

朝ごはん食べて、6:30ごろ出発。
別山と真砂岳を周る予定。
カッパ含めて6枚着込んで、手袋もして雷鳥坂を登り始める。
雷鳥沢は西斜面やし明るくなってからもなかなか日が当たらん。
かなり登って稜線近くになって漸くテント場に日が差してきた。
日陰部分の土のとこは霜柱になっとったよ(・o・)

8時前には剱御前小舎に到着。
ここには公衆トイレがあります。

剣御前小舎から別山まではまあまあ険しい道。

南峰にはお社があります。

爺ヶ岳と鹿島槍ヶ岳

富士山も見えた。

前に来たときは南峰までしか行かんだし、今回は北方まで行ってきた。

剱岳が近い。

これから向かう真砂岳と立山3山。

白馬方面はまだ登ったことがないし、どれがどれかよく分からん。

これは唐松か?

北方でのんびりスープとパンで食事して、真砂岳を目指す。
この雪渓ハートみたいやよね。
Tちゃんはお尻みたいや言うとったけど。

こちら側は少し黄色いがもあって、ダケカンバかな。

帰りに歩く予定の大走りのジグザグがよく見える。

別山から真砂岳への下りはまあまあ険しい。

こうやって振り返るとなだらかな感じねんけど。

10:30、真砂岳の到着

しかし、ずっといい天気やった。
奥大日方面も雲ひとつ無し。

浄土山の横にひょっこり龍王岳が顔出しとる。

内蔵助氷河、雪渓ではなく氷河に認定されたとのこと。

大走りのジグザグは「スニーカーぶる~す」を口ずさみながら最初は楽勝な道。
最後の方はまあまあ険しい。
もうすぐ下りも終わろうという頃になんか鳴いとるしよく見たら雷鳥おった。
真っ昼間のピーカンなんに雷鳥に会えるとは^^

藪の中から出てきてくれんだけど、5羽おったな。
この写真には4羽おるよ。

下まで降りてきたら、また紅葉が素晴らしかった。

雷鳥沢周辺が特に綺麗なんやな。
昨日は通らんかった道やけど、母恋坂以上に綺麗やった。

名残惜しいけどテン場が見えてきた。

12:30ごろテン場に戻って、撤収。
なんやかんや言うて1時間くらいかかる。
荷物整理しとけばもっと時間短縮できるがやろけど。
さらば雷鳥沢。

ターミナルまでの足取りは重くて、14:30ごろ着いたけど、バスには長蛇の列。
階段から2つ上のフロアまで順番待ちの列が。
バスで美女平まで行って、今度はまたケーブルカーの順番待ち。
この時期は観光客も多いし仕方ないがやろな。
吉峰温泉で風呂入った頃はもう真っ暗やったよ。
でも、色々あったけど楽しい二日間やった。


コメント

このブログの人気の投稿

2024.10.6 取立山